導入のメリット

目次

アイトラッカーと呼ばれる装置を使い、人の視線の動きを調査・分析するアイトラッキング。幅広い分野で注目されている技術ですが、このアイトラッキングを導入するメリットとはどのようなものなのでしょうか。以下に情報をまとめてみました。

アイトラッキングのメリット

注視されるエリアと省略されるエリアが分かる

視線の動きを可視化できるアイトラッキング技術を使えば、人の視線がどこに向かうのかといった「注視されるエリア」と、あまり視線が向かない「省略されるエリア」が明確になります。

これにより、たとえば販売店であれば売りたい商品を注視されるエリアに置く、省略されるエリアから商品を動かすといったアクションで、売上の促進が期待できるようになります。

無意識下の動きを「見える化」できる

一般的に、「人の記憶に残っていないこと」「調査員から見えない感覚的な動きを把握すること」は困難ですが、視線の動きを視覚化できるアイトラッキングであれば、視線から人の本音を見出すことが可能です。

従来型のアンケートやインタビューと組み合わせれば、より詳細な「行動に至る経緯」を引き出すことができ、店舗づくりやデザイン等の改善点を見出すことができるようになります。

アイトラッキングの
デメリット

調査に時間とコストが
かかりやすい

アイトラッキング調査を行うには、被験者を集めて説明を行い、さらにアイトラッカーを装着してもらってから調査を実施します。対象者が多くなればなるほど時間もコストもがかかり、分析にも手間がかかるのがデメリットです。

また、十分なデータを集め、それを分析するにも時間が必要。外部に調査を依頼した場合、結果が出るまでに数ヶ月ほどかかるケースもあります。

調査の準備に手間がかかりやすい

アイトラッキング調査を行うには、専用のアイトラッカーと管理ソフトが必要です。購入する場合は製品の検討と選択から始まり、装置の導入方法と使い方を把握しなければなりません。

とくに精度の高いアイトラッキング調査を行うには、専門的な知識・技術を持ったスタッフの力が必要となるケースもあるため、事前準備に手間がかかります。

まとめ

視線計測から得られるデータは唯一無二

アイトラッキングの導入には、メリットもあればデメリットもあります。しかし、人の視線から得られるデータが事業や研究にとって有益であると判断される場合、時間・コスト・手間といったデメリットに勝る結果が期待できるでしょう。

まずは、アイトラッキングを導入する理由を明確にし、それに必要な機材とサービスを検討してみてください。

導入前に知っておきたい
アイトラッカーの基礎知識
について詳しく見る

他にも読まれている関連記事

【目的別】アイトラッカーおすすめ3選

ここでは、アイトラッカーの導入を検討している方向けに技術者による導入サポートとデモの開催や対応をしているアイトラッカーを目的別にご紹介しています。目的と用途に合わせて装置をピックアップしていますので、ぜひ製品選びの参考にしてください。

運転時や現場点検の
視線行動を計測したい

3選のイメージ1-2
  • 熟練技術者の視野を技能伝承に活かしたい
  • 屋内・屋外での自由な動きを計測したい
  • 難しい設定をしないで自社に合うものを導入したい
おすすめのアイトラッカー
自由に動きながら計測できる
装着型アイトラッカー
EMR-10
EMR-10
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.eyemark.jp/reason/)
  • 使いやすさに特化した設計。タブレットPCですぐに接続・利用が可能
  • 自社の目的に合わせてカスタマイズや特注対応が可能
主な用途
技能伝承
運転
スポーツ
人間工学
心理学
       
レンタル可否
※1週間単位

特徴や導入事例を
詳しくチェック

対象物1点の細かい
視線を追跡したい
3選のイメージ2-2
  • 心理学など、学術的な研究に使用したい
  • 高い精度の視線計測を求めている
  • 今使っている生体計測と組み合わせたい
おすすめのアイトラッカー
人をより深く知るための
ハイスペックアイトラッカー
Tobii Pro スペクトラム
Tobii Pro スペクトラム
引用元:tobii公式HP(https://www.tobii.com/ja/products)
  • 最大1200Hzのサンプリングレートで高速な眼球運動のメカニズムも研究可能
  • アイトラッキング世界シェア No.1
主な用途
学術研究
マイクロサッカード
人間工学
心理学
       
レンタル可否
要問合せ

特徴や導入事例を
詳しくチェック

VRで再現された空間の
評価をしたい
3選のイメージ3-2
  • VR空間内での没入感を高めたい
  • ユーザーの注視点だけでなく感情も可視化したい
  • 商品企画の立ち上げから相談したい
おすすめのアイトラッカー
VR世界の脳活動を計測する
HMD型アイトラッカー
NeU-VR
NeU-VR
引用元:FoVE公式HP(https://fove-inc.com/product/)
  • ヘッドマウントディスプレイVR視聴中の脳活動・心拍および視線情報をリアルタイム計測
  • 立ち上げ段階から企画・開発を支援
主な用途
マーケティング
VR
空間評価
       
レンタル可否
※月単位

特徴や導入事例を
詳しくチェック

※2023年8月1日調査 googleで「アイトラッカー」で検索して表示された、アイトラッカー取り扱い企業の上位17社の中から、技術者による導入サポートとデモの開催または対応を行っている企業をピックアップし、以下の特徴で選出。
現場の複数箇所の視点を計測したい…唯一、導入企業の現場に合わせたカスタマイズ性と持つ装着型アイトラッカーを提供
対象物1点の細かい視線を追跡したい…唯一、視線データの取得量が一番高く(1200Hz)、マイクロサッカードを含む無意識な眼球運動を計測できる据え置き型アイトラッカーを提供
VRで再現された空間の評価をしたい…唯一、空間体験をしながら計測が可能なヘッドマウント型ディスプレイの装着型アイトラッカーを提供