購入と調査依頼の違い

目次

人の視線の動きを計測できるアイトラッカー。この装置を利用するには、アイトラッカーそのものを購入する方法と、アイトラッキングを取り扱っている業者に調査依頼する方法があります。それぞれのメリット・デメリットをまとめてみましたので、参考にしてください。

アイトラッカーの購入の特徴

購入のメリット・デメリット

アイトラッカーは、製品を開発・製造しているメーカーなどから購入することができます。購入する場合のメリットは、好きなタイミングでアイトラッキング調査や分析を行えること。アイトラッカーと管理ソフトを一度購入してしまえば、それ以外の費用はほとんどかかりません。

ただし、アイトラッカーは視線計測の専用装置となり、メーカーやタイプにもよりますが決して安くはない価格です。精度の高い製品の場合、数百万円ほどの初期コストがかかる点がデメリットと言えるでしょう。

こんな目的の人におすすめ

中長期的な調査が必要なケースに向いている

アイトラッカーの購入については、初期コストはかかるものの、購入すれば中長期的に利用することができます。1回限りの調査である場合はコストがかかりすぎますが、技能伝承・スポーツ・医療や福祉といった長期的な調査・分析が必要なケースの場合は、購入のほうが使い勝手もよく、コストも抑えることができるでしょう。

アイトラッキングの調査依頼

調査依頼のメリット・
デメリット

アイトラッキングの調査を実施している、専門の会社に依頼するという方法があります。これならばアイトラッカーを購入することなくアイトラッキング調査を行うことができるため、購入に比べるとコストを抑えられるのがメリットです。また、適切な調査方法の提案、データの分析なども依頼できます。

ただし、アイトラッキングの調査には1回あたり50万円ほどの費用がかかるため、何度も調査を行うようなケースには向きません。また、収集できるサンプル数が限られる点もデメリットです。

こんな目的の人におすすめ

短期的・スポット利用の場合におすすめ

アイトラッキング調査を外部に依頼するなら、1度だけのスポット利用、または短期的に利用するケースに向いているでしょう。たとえば、店舗レイアウトを変える際に顧客がどのように商品を見ているのか知りたい、イベント参加者や観光客向けの案内板・展示物などが効果的に見られているかどうかを調査する、といったケースです。

まとめ

利用の目的に合わせて選びましょう

アイトラッキング調査を行うには、アイトラッカーを購入する方法と外部に調査依頼を出す方法がありますが、収集できるデータ自体に大きな違いはありません。利用頻度や目的を踏まえて選ぶことはもちろん、どのメーカーから購入するのか、どの会社に依頼するのかが重要となることを押さえておきましょう。

導入前に知っておきたい
アイトラッカーの基礎知識
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【目的別】アイトラッカーおすすめ3選

ここでは、アイトラッカーの導入を検討している方向けに技術者による導入サポートとデモの開催や対応をしているアイトラッカーを目的別にご紹介しています。目的と用途に合わせて装置をピックアップしていますので、ぜひ製品選びの参考にしてください。

運転時や現場点検の
視線行動を計測したい

3選のイメージ1-2
  • 熟練技術者の視野を技能伝承に活かしたい
  • 屋内・屋外での自由な動きを計測したい
  • 難しい設定をしないで自社に合うものを導入したい
おすすめのアイトラッカー
自由に動きながら計測できる
装着型アイトラッカー
EMR-10
EMR-10
引用元:ナックイメージテクノロジー公式HP(https://www.eyemark.jp/reason/)
  • 使いやすさに特化した設計。タブレットPCですぐに接続・利用が可能
  • 自社の目的に合わせてカスタマイズや特注対応が可能
主な用途
技能伝承
運転
スポーツ
人間工学
心理学
       
レンタル可否
※1週間単位

特徴や導入事例を
詳しくチェック

対象物1点の細かい
視線を追跡したい
3選のイメージ2-2
  • 心理学など、学術的な研究に使用したい
  • 高い精度の視線計測を求めている
  • 今使っている生体計測と組み合わせたい
おすすめのアイトラッカー
人をより深く知るための
ハイスペックアイトラッカー
Tobii Pro スペクトラム
Tobii Pro スペクトラム
引用元:tobii公式HP(https://www.tobii.com/ja/products)
  • 最大1200Hzのサンプリングレートで高速な眼球運動のメカニズムも研究可能
  • アイトラッキング世界シェア No.1
主な用途
学術研究
マイクロサッカード
人間工学
心理学
       
レンタル可否
要問合せ

特徴や導入事例を
詳しくチェック

VRで再現された空間の
評価をしたい
3選のイメージ3-2
  • VR空間内での没入感を高めたい
  • ユーザーの注視点だけでなく感情も可視化したい
  • 商品企画の立ち上げから相談したい
おすすめのアイトラッカー
VR世界の脳活動を計測する
HMD型アイトラッカー
NeU-VR
NeU-VR
引用元:FoVE公式HP(https://fove-inc.com/product/)
  • ヘッドマウントディスプレイVR視聴中の脳活動・心拍および視線情報をリアルタイム計測
  • 立ち上げ段階から企画・開発を支援
主な用途
マーケティング
VR
空間評価
       
レンタル可否
※月単位

特徴や導入事例を
詳しくチェック

※2023年8月1日調査 googleで「アイトラッカー」で検索して表示された、アイトラッカー取り扱い企業の上位17社の中から、技術者による導入サポートとデモの開催または対応を行っている企業をピックアップし、以下の特徴で選出。
現場の複数箇所の視点を計測したい…唯一、導入企業の現場に合わせたカスタマイズ性と持つ装着型アイトラッカーを提供
対象物1点の細かい視線を追跡したい…唯一、視線データの取得量が一番高く(1200Hz)、マイクロサッカードを含む無意識な眼球運動を計測できる据え置き型アイトラッカーを提供
VRで再現された空間の評価をしたい…唯一、空間体験をしながら計測が可能なヘッドマウント型ディスプレイの装着型アイトラッカーを提供